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片浜どうぶつ病院症例ブログ

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猫の毛玉にご用心 毛玉が全身に広がった場合

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猫の毛玉にご用心 毛玉が全身に広がった場合





今回は、体中にできた毛玉について相談を受けたニャンこさんのお話です。


猫は毛玉ができると、それを気にして舐めてしまいます。ネコの舌の表面は小さなトゲのような突起がたくさんあり、クシのようです。きれい好きで自分で毛づくろいをします。


毛玉がある場合はそこを中心に毛づくろいをしますので、毛玉に周りの毛がさらにからんで,毛玉がどんどん大きくなり広がっていきます。特に、毛足の長い子は毛玉ができやすいです。




毛玉が全身に広がると、ほどくことができません。ハサミで切るかバリカンで刈るしかありません。



皮膚を傷つけないように、ゆっくりと、ハサミやバリカンで毛玉(フェルト生地みたいですが、、、)をとっていきます。この写真は首からおしりまでを写しています。




とれました!!!まるでもう一頭 猫がいるかのようですね。毛が生えそろうまでは室温を一定にして生活してもらいます。半年後には元通りの毛の長さと毛並みになりました。


毛玉がからんで皮膚への通気性が悪くなると皮膚病の原

因となります。また、皮膚との境目がわかりにくく、闇

雲にハサミをいれると皮膚を切ってしまいます。





毛玉でお困りの際は 是非 ご相談ください。
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